Elementary English コース
英語には周知の通り、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの技能があります。これらはお互いに影響を与えるため、どれか一つか二つだけを行なうのではなく、この4つの技能をバランスよく行なう必要があります。
近年、使える英語が強調されるようになり、巷では「児童英会話教室」のような小学生を対象にした英語教育が盛んです。「聞く」「話す」は英語でコミュニケーションをする上で大切な技能であり、中学校の定期テストや高校・大学受験でリスニングテストが取り入れられています。
しかしその割合は、問題の2割程度で、それ以外の8割は依然として筆記の問題が占めています。また、小学校で行なわれた「英語のゲームや歌などの活動を中心にした授業」は高校生になってからの文法力に影響を与えない、という結果が出ています(『英語習得の常識・非常識』』大修館2004年参照)。
そのようなわけで、砧ゼミナールでのElementary English (小学生英語クラス)では小学生の順応性を生かして実際的な「聞く」「話す」の実践をすることに加えて、十分な量の「読み」「書き」を行って、4つの技能をバランスよく育むことで内容のある英語力を楽しく身につけることを目指しています。このことは、中学校・高校・大学と続く今後の英語学習のための最善の土台を築くものと確信しています。